未払い常習者の
傾向と対策

未払い被害者の皆さまから被害状況を伺うと、多くの方が「注文を受けたとき何か変だと思った・・」と答えます。以下は未払い常習者にありがちな注文の仕方です。

共通するのは「いつも受けている注文と何か様子が違う」ということです。
少しでも「おかしいな?」と感じたら、電話で本人確認したり、先払いをお願いするなど、慎重に対応してください。

代金未払いの被害に遭わない(少なくする)為にはどうしたらよいのでしょうか?有効と思われる方法と対策をまとめてみましたので、参考になさってください。

当たり前ですが、100%未払いを防ぐ事ができます。しかし、購入者にしてみれば、代金を振り込んでも商品が届くかどうか不安な面があります。

未払いがあった場合、代金は代行会社が負担してくれます。但し一件あたり3~5%の手数料と請求書発行料金などがかかります。

未払いを防ぐ事ができますが、二回目以降の支払いが確実に行われる保証はありません。また、後払いのできるお店にお客様が流れてしまう可能性があります。

万が一未払いが発生しても被害を少なくすることができます。設定金額をホームページ上に明記すると、ギリギリの金額で買い物をされてしまうことがありますので、「お支払い」の項目に以下のような文言を付け足しておくのが良いかと思います。

※ご注文金額が高額の場合、または当店の規定により、後ほどお電話・メールにて先払いをお願いする場合がございます。

こうしておくことで不審な注文者すべてに対応することができます。先払いをお願いしたあと、購入商品の総額を減らして後払いを要求して来る相手には「当社の規定により支払い方法の変更はできません」と伝えます。この場合は未払い常習者の可能性が高いです。

アクセス解析はネットショップの強い味方です。どこからアクセスしてきたのか、どんな検索キーワードでやってきたのか、商品を送る前に不審者をチェックすることができます。また万が一未払い者が出たときに、警察等に提出する大事な証拠にもなりますので、アクセス解析は必ずつけるようにしましょう。購入者のIPアドレスを記録するものがお勧めです。

未払い常習者は使われていない電話番号や他人の電話番号で注文してくる場合があります。注文内容、アクセス解析により不審な印象を持ったら、一度電話をして本人確認をしてください。電話は「今在庫が切れている」などの理由を付けます。電話をかけても出ない、又はいつも留守電になっている場合、本人確認ができるまで商品を送るのは待ちましょう。

未払い常習者は、納期や時間の指定をすることがよくあります。不審者には「納期が少し遅れます」と伝え、どんな反応をするか確かめてみましょう。

電話・FAX注文の場合、メールアドレスがないことが多く、もし電話番号に誤りがあると、その後の連絡方法は手紙だけとなってしまい、未払い者にとっては何かと好都合です。電話、FAX注文を受けたら必ずあとで確認の電話を入れましょう。

未払い者の多くが個人を特定しにくいYahoo!メール、GMail、Hotmailなどのフリーメールを使用します。フリーメールからの注文を受け付けないだけでもかなりの効果があります。但し最近はネット通販用にフリーメールを使うというのも当たり前になり、注文者が減る可能性があります。

未払い者の多くが個人を特定しにくい携帯電話を使用します。だだし最近は固定電話を持っていない一般の方も多く、注文者が減る可能性があります。メールがフリーメール、電話番号が携帯という場合は少し警戒したほうがいいかもしれません。

インターネットから何か情報を得る事ができるかもしれません。不審な注文があったら、注文者(購入者)の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどで検索してみましょう(偽名を使っている場合もあるので、名前だけの検索では不十分です)。また、グーグルのストリートビューやマップ等を使えば住所(マンション、家)等の確認もできます。住居がウィークリーマンションやビジネスホテルのような場合、支払いは先払いをお願いしましょう。

未払い者の6割はアパート、マンションなどの集合住宅に住んでいます。これはあくまで統計上のことですが、注文者が[フリーメール + 携帯電話 + 集合住宅]の場合は特に注意が必要です。

ショッピングサイトのトップページ、または支払い説明ページなどに「NPO法人 通販未払い防止ネットワーク」へのリンクを貼ることにより、未払いの抑止効果が期待できます。会員ではない方でもご自由にリンクを貼ってください。

未払い常習者は『後払い 通販』『商品名 後払い』『振り替え用紙』などのキーワード(後払いの通販サイトだとわかるキーワード)でネットショップを検索します。検索に引っかからないよう、使う場合は必要最小限に抑えるか、「代金は商品到着後一週間以内・・・」等の表現に変えましょう。『後払い』という言葉を画像処理するという方法もあります。

当法人に入会すると《未払い者検索システム》を利用することができます。注文者情報と照らし合わせることで、未払い常習者からの被害を未然に防ぐことができます。
また会員の皆様には、最新の悪質な手口などをお知らせします。